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2020年12月17日

RaspberryPiとシリアルコンソールでファイルを送受信する

Raspberry Pi

※メモです

動機

SSHが使いにくい環境なので,シリアルコンソールで作業をしているのだが,ファイルの送受信の仕方がわからなかったのでメモとして残す.

環境

転送プロトコル

XMODEM(えっくすもでむ)は、バイナリ転送プロトコルの一種である。128バイト単位で非同期通信を行う。開発者の Ward Christensen がパブリックドメイン扱いで仕様を公開したため、パソコン通信で広く使われた。XMODEMを元に考案されたプロトコルも多く、またXMODEM自身にもいくつかのタイプがある。 wikipediaより

YMODEM(わいもでむ)とは、バイナリ転送プロトコルの一種である。XMODEMやMODEM7を発展させたもので、Chuck Forsbergにより開発され、1985年にYMODEMという名称がつけられた。 wikipediaより

ZMODEM(ぜっともでむ)とは、バイナリ転送プロトコルの一種である。YMODEMを開発したChuck Forsbergにより1986年に開発された。 wikipediaより

後継のようなのでZMODEMを使うことにする.

Raspberry Pi側の準備

インストール

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install lrzsz

Tera Term -> Raspberry Pi

Raspberry Pi側が以下で受信状態に入る.

rz

Tera Termでファイル -> 転送 -> ZMODEM -> 送信からファイルを選択する.

Raspberry Pi -> Tera Term

Raspberry Pi側でファイルを送信する.

sz [ファイル名]

Tera Termでファイル -> 転送 -> ZMODEM -> 受信 からファイルを選択する.

受信したファイルの場所

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\teratermに入っていた.